新しく台頭してきた企業はサービス業の考え方が基盤となっている

HubSpotのマーケティングブログにBtoCでもBtoBでも顧客にストレスのない快適な顧客体験を提供したいと望む企業が、これまでの企業に取って代わってきているという記事があった。これらの企業の特徴として技術ではなくサービス業の考え方を基に理想とする顧客体験の基盤を作り上げているという。こららの企業は、顧客体験を評価し、実際に自分で自社のサービスを使っている。ペルソナではなく顧客の多様性を分析し、使った分だけサービスを提供する。注文の取り消しや返品に応じ、仲介業者を省略して、カスタマーサポートをチャンスととらえる。そういう視点で見てなかったが言われてみるとなんとなくわかる気がする。

 

 

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[各領域における"代表的な企業"の変化] HubSpotマーケティングブログより

 

テレワーク導入で生産性が1.6倍になった件

引き続きテレワークについて調べている。総務省の資料の中で、テレワークの導入で生産性が上がった例が記載されているので投稿しておく。

 

 

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(出典)平成28年通信利用動向調査 (H29.6.8 総務省公表)

 

テレワークの浸透度

引き続きテレワークに興味があるので、テレワークについて書いていく。テレワークの導入状況を調べていて、テレワークナビというサイトにたどり着いた。それによると"従業員規模が2,000人を超える大手の企業では、38.7%と約3社に1社以上が既にテレワークを導入しています。一方、従業員規模が100〜299人の中小企業では、10.1%と約10社に1社のみの導入に留まっています。"とあり、中小企業での導入が進んでいない。中小企業がテレワークを導入していない理由として、”「テレワークに適した職種がない(48%)」「企業規模が小さいから(36%)」”ということがあるようだ。なるほどね。あとはこれ以外に私が肌感覚で感じるのは、テレワークは仕事じゃない、家で仕事はするものではないという信条というか思想を持った人が周りに結構いるということ。

テレワークの助成金

自分の中でいまテレワークが気になっている。今回の非常事態宣言を機にテレワークをやってみたが、個人的にはとてもいいと思う。なにより通勤時間がないのがいい。時間が有効に使える気がする。しかし、周りには家では仕事ができない、仕事は家出するものではないという人が結構いて、個人の環境、立場、職種、考え方により異なってくるようだ。今回は非常宣言でテレワークを行うことになったが以前よりテレワークはオリンピック時の公共機関の混雑を緩和するため、また働き方改革の一つで生産性を上げる方策として国で推進することになっていたようである。国から助成金も出るようだ。

テレワークの生産性

テレワークについてMONEYzineというサイトにUniposが行った調査結果を載せていた。全国のテレワークを実施している上場企業の管理職333名と20歳以上の正社員553名(以下、一般社員)を対象に「テレワーク長期化に伴う組織課題」に関する意識調査を4月に実施したという。その結果、課題はあるものの「やってみたら出社しているときと生産性は変わらなかった」という声が多かったようだ。ほかにテレワークで通勤ストレスがなくなったという記事があり、やはり通勤ストレスからの解放というのが大きなメリットであるようだ。他の記事では、導入割合は9%も、44%が「業務効率が向上した」というものがあった